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株式会社アンドパッド(ANDPAD Inc.)の事業内容・カルチャー・採用情報
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「ANDPADって、建設現場のアプリで有名らしいけど、転職先としてはどうなの?未上場のユニコーンって聞くけど実態はどんな会社?」——SaaS業界のキャリアを考え始めた方、特に垂直SaaSやレガシー産業のDXに関心のある方からよく聞かれる質問です。本記事では、株式会社アンドパッドの事業内容・主力サービス・カルチャー・転職市場での評価を、最新の公開情報をもとにはじめての方にもわかりやすく整理します。
株式会社アンドパッド(ANDPAD Inc.)は、2012年9月に「株式会社オクト」として設立され、2020年5月に現社名へと商号変更した日本のテクノロジー企業です。「幸せを築く人を、幸せに。」をミッションに掲げ、建設・建築業界向けクラウド施工管理サービス「ANDPAD」を主力事業として展開しています。本社は東京都港区三田、代表取締役社長は稲田武夫氏。2026年4月時点で従業員数は約931名規模に達し、国内有数の未上場ユニコーン企業として知られています。
同社はIT・SaaS企業の中でも、特定業界(建設業)に深くコミットする「垂直SaaS(Vertical SaaS)」のポジションを取っており、水平SaaSとは異なるドメイン密着型の事業モデルが特徴です。
創業者の稲田武夫氏は、リクルートで住宅・不動産領域の事業に携わった後、2012年に「株式会社オクト」を設立。当初はリフォーム関連事業を手掛けながら、現場の業務の非効率さに着目し、施工管理クラウドサービスの開発に舵を切りました。2016年に「ANDPAD」の本格提供を開始すると、紙とFAX中心だった建設現場の業務をスマートフォンアプリで一元化するという発想が業界に大きなインパクトを与え、爆発的に導入が拡大。サービス名を冠した社名へと変更し、建設DXの旗艦企業へと成長していった経緯があります。
現在のアンドパッドを支える中核プロダクトが、施工管理クラウド「ANDPAD」です。建設業のプロジェクトに関わる情報を「現場ごと」に集約し、関係者全員がスマートフォンとPCから同じ情報にアクセスできる環境を提供する、典型的なBtoB SaaSであり、SaaSとはで解説するサブスクリプション型クラウドサービスの代表例の一つです。
単機能のSaaSを束ねるのではなく、「現場」というドメインを軸に各機能を共通データ基盤で連携させることで、業務オペレーションそのものをアップグレードするプラットフォーム型の体験を実現しています。導入企業は23.3万社、ユーザー数は68.4万人を超え、施工管理SaaS領域では事実上の業界標準となりつつあります。
アンドパッドのビジネスモデルは、ハウスメーカー・ゼネコンなどの大手から、地場工務店・専門工事会社といった中堅・中小まで、建設業の幅広い層を対象にしたサブスクリプション型のSaaS提供が基本です。月額課金モデルにより、ユーザー数や利用機能に応じてプランを柔軟に組み合わせる構造で、長期にわたって安定した収益を積み上げる「ARR(年間経常収益)型」のSaaSビジネスを展開しています。
特筆すべきは、エンタープライズ顧客への食い込みの強さです。建設業のトップ企業群に対して、現場業務だけでなく経営管理・経理・人事領域まで含めたデータ基盤としてのANDPADを提案し、業界の中枢システムとしてのポジションを確立しつつあります。営業・カスタマーサクセス・プロダクト開発が三位一体で動くことで、垂直SaaS特有の高いLTV(顧客生涯価値)を実現しているのが強みです。
建設業は国内GDPの約1割、市場規模で50兆円超ともいわれる巨大産業ですが、就業者の高齢化・人手不足・労働時間規制(2024年問題)など構造的な課題を多数抱えています。アンドパッドはこうした産業課題に対し、施工管理SaaSという形で「現場の生産性向上」「ベテランの知見の暗黙知化を防ぐデータ蓄積」「働き方改革」をテクノロジーで支援する立ち位置にあります。
単なるITサービス企業ではなく、社会インフラの担い手である建設業全体を底上げする社会的ミッションを背負っている点が、エンジニア・ビジネスサイド双方にとって大きな魅力となっています。レガシー産業の変革は一足飛びには進みませんが、その「泥臭さ」を含めて事業の魅力と捉えられる人材が集まりやすいカルチャーです。
アンドパッドのカルチャーを象徴するのが「現場主義」と「強い技術文化」の両立です。プロダクトチームのメンバーが実際に建設現場へ足を運び、職人・現場監督と直接対話しながら仕様を磨くことを大切にしており、机上の論理ではなくユーザーの実態に根ざしたプロダクト開発を志向しています。
一方でエンジニア組織は、Go・Ruby・TypeScript・React・AWSなど現代的なスタックを採用し、テックブログ・カンファレンス登壇・社外勉強会など技術発信にも積極的です。エンジニア採用サイトを別途運営し、開発体制やキャリアパスを丁寧に開示している点もユニーク。働き方はエンジニア組織はリモート中心、職種・チームによって出社/ハイブリッドを柔軟に組み合わせる体制で、フレックスタイム制・年間休日125日・完全週休2日制と、レガシー産業を扱う企業としては非常にモダンな労働環境を整えています。
アンドパッドは未上場のため詳細な財務数値は限定的に開示されていますが、公開情報からは次のような姿が見えてきます。
「特定産業に深く食い込んだ垂直SaaS」という事業特性上、シェアと業務深耕度の両方を伸ばせるフェーズにあり、ARR成長とLTV拡張を同時に追える数少ないポジションを築いています。
転職市場におけるアンドパッドのポジションは、ひとことで言えば「垂直SaaSの旗艦×未上場ユニコーン」という希少なポジションです。とくに次の3軸で評価が高い傾向があります。
一方で、建設業という業界特性ゆえに、顧客や現場との粘り強い対話が求められるシーンも多く、IT・Web系の純粋なスピード感とは異なるリズムでの仕事に適応する力も問われます。年収レンジは平均で500万円台、グレード制で職種・職位により大きく変動するため、複数の転職エージェントを併用し、SaaS/建設テック領域に詳しいエージェントから最新情報を集めるのが現実的です。
整理すると、アンドパッドは次のような方に特に向いています。
A. 2025年時点で未上場です。シリーズC以降の累計調達額は100億円超規模で、企業価値1,000億円超のユニコーン企業として位置づけられています。今後のIPO候補としても市場の注目度は高いですが、現時点で具体的な上場時期は公表されていません。
A. 職種によります。セールス・カスタマーサクセス・PdMはドメイン知識があると強い一方、エンジニア職は入社後にキャッチアップする前提のチームが多く、必須要件ではありません。むしろ「建設業界を学んでみたい」という意欲が評価される傾向があります。具体的な要件は、最新の募集要項とSaaS/建設テック領域に強い転職エージェント経由での確認がおすすめです。
A. 国内ではCONCORE’S(旧PHOTORUCTION)、ダンドリワーク、レバレジーズの建設系SaaSなどが類似領域に存在します。ただしANDPADは導入規模・機能網羅性で頭一つ抜けたポジションにあり、施工管理SaaS領域では事実上の業界標準となりつつあります。IT・SaaS企業全体で見ると、SmartHRやfreee、マネーフォワードなど水平SaaSの代表企業と並び称される「垂直SaaSの代表格」として語られることが多い1社です。
アンドパッドは「建設現場のアプリ」という一面的な見方では捉えきれない、垂直SaaS×未上場ユニコーンの代表的な複合企業です。事業の社会性・成長性・技術カルチャーの3点で、SaaSキャリア・産業DXキャリアを志向する方には常にウォッチしておきたい企業と言えます。
※ 本記事は公式公開情報および公開取材記事をもとに作成。最新情報は公式サイトをご確認ください。