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株式会社カンム(kanmu, Inc.)の事業内容・カルチャー・採用情報
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「カンムって、バンドルカードの会社らしいけど、三菱UFJ銀行に買収されたあとは実際どんな会社なの?」——FinTech領域でのキャリアを考える方からよく聞かれる質問です。本記事では同社の事業・カルチャー・転職市場での評価を整理します。
株式会社カンム(kanmu, Inc.)は、2011年1月設立のFinTechベンチャーで、「お金の新しい選択肢をつくる」をミッションに掲げています。本社は東京都渋谷区恵比寿。代表取締役は八巻渉氏で、従業員数は約89名(2025年6月時点)。Visaプリペイドカード「バンドルカード」と投資型クレジットカード「Pool」を主軸に、決済・与信・資産形成領域で独自のサービスを展開してきました。
2022年12月に三菱UFJ銀行(MUFG)との資本業務提携を発表し、2023年に同行の連結子会社となった点が現在の最大の特徴です。同社はIT・SaaS企業の中でも、決済・与信を自社で運営する「FinTechプロダクト型」の代表的存在で、メガバンクグループ入りしながらスタートアップ的な開発スピードを保つ稀有なポジションを築いています。
カンムの創業は2011年。当初はクレジットカード明細を可視化するアプリ「CLUTCH(クラッチ)」の運営など、決済データ×ソフトウェアの領域で試行錯誤を重ねてきました。転機となったのが2016年9月にリリースした「バンドルカード」。当時、クレジットカードを持てない・持ちたくない若年層にとって、Visa加盟店で使える決済手段は限られていました。「審査が怖い」「与信に通る気がしない」といった心理的アンバンクト(=金融サービスへの心理的ハードルが高い状態)をソフトウェアで解く——これが同社が掲げ続けてきたテーマです。スマホアプリから最短1分で発行できるVisaプリペイドカードは、まさにこの課題に対する直接の解になりました。
バンドルカードは、生年月日と電話番号の登録のみでアプリから発行できるVisaプリペイドカード。Visa加盟店であれば国内外のオンライン/実店舗で利用可能で、2025年8月には累計ダウンロード数が1,300万を突破しました。
利用者の半数強が10代〜20代で、これまで金融サービスから取り残されていた若年層への接点を作り出している点が、メガバンクから見ても極めて貴重な資産です。
もう一つの柱が、2022年提供開始の「Pool」。投資と決済を1つのアプリで完結できる、新しい形のクレジットカードサービスです。カンムは関東財務局より第二種金融商品取引業者の登録を受けており、ユーザーは利用枠の一部を投資に回しながら、日常の決済にも使うことができます。バンドルカードで蓄積した決済データ・与信ノウハウ・若年ユーザー基盤を活かして、資産形成層へとサービスドメインを拡張する戦略的サービスです。
2022年12月27日、三菱UFJ銀行はカンムとの資本業務提携を発表。フリークアウト・ホールディングス等の既存株主から発行済み株式の約7割を取得し、2023年に同社を連結子会社化しました。カンム全体の企業価値評価は約250億円とされ、日本のメガバンクがFinTechスタートアップを大型買収した象徴的事例として、日経新聞・BRIDGE・日経xTECHなど主要メディアで広く取り上げられました。
背景には、メガバンクが若年層との接点を失いつつあるという危機感があり、バンドルカードが持つ10代〜20代の巨大なユーザー基盤がMUFGの将来の顧客基盤として極めて重要視されました。詳しくはFinTechとはもあわせてご覧ください。
カンムの社風を象徴するのは、「自律」と「実プロダクト主義」です。働き方はフルリモート導入で出社必須日なし、フレックスタイム制(コアタイム11:00-15:00)でリモート/オフィスを自由に組み合わせられます。社員数は約90名規模で、エンジニアの比率が高く、バックエンドはGo中心、決済・与信・データ基盤を内製しているのが特徴。書籍購入補助・勉強会/カンファレンス参加支援・PC等業務環境整備支援など、自律的に学び・作る人を支える仕組みが整っています。
独立系FinTechベンチャーから「メガバンクグループ傘下のFinTech中核」へとポジションを進化させており、安定性と挑戦のバランスは大きく改善しています。
転職市場におけるカンムのポジションは、ひとことで言えば「FinTech×決済×与信×データの実プロダクト経験を積める希少企業」です。
一方で、上場企業ほどの大規模組織ではなく、職種によっては求められる範囲が広い(フルスタック気質を歓迎)面もあります。年収・条件は職種で差が大きく、複数の転職エージェントを併用し、FinTech・決済領域に強いエージェントから最新情報を集めるのが現実的です。
A. 2025年時点で未上場(非上場)です。2022年12月に三菱UFJ銀行との資本業務提携が発表され、2023年に同行の連結子会社となっています。証券コードは付与されていません。
A. 決済アプリの単独提供にとどまらず、自社の決済データを使った独自与信(ポチっとチャージ)や、投資×決済を1アプリに統合したPoolなど、決済の前後(与信・投資)まで自社で内製している点が大きな特徴です。さらに2023年からはMUFGグループの一員として、メガバンクのアセットと連携できる位置にあります。
A. 職種によります。バックエンドエンジニア・データサイエンティスト・PMなどは即戦力志向ですが、カスタマーサポート・採用・コーポレート系職種では未経験/別業界からの転職実績もあります。詳細はFinTech領域に強い転職エージェントでの確認がおすすめです。
カンムはFinTech×決済×与信×データ×MUFGグループという、他に類を見ないポジションを持つ会社。事業のインパクト・安定性・専門性の3点で、FinTech/決済キャリア志向の方は要ウォッチです。